革ジャンのお手入れ|おすすめの方法

革製品の中で今も昔も根強いファンが多いものの一つが革ジャンです。

購入直後は硬くても、着慣らしていくことで柔らかくなっていき、とても着心地がよくなりますよね。

しかも、風を通さず保温性も高いため気温の低い季節でも重宝されます。

個人的にはバイク乗りの方に革ジャンに対するこだわりを持つ方が多い気がします。

そんな革ジャンですが、とても高価なものばかりで長く使いたいですよね。

自分に馴染むのにも時間がかかりますし、せっかく柔らかくなった革ジャンをできるだけ長く使用できることに越したことはありません。

それに、革ジャンは季節ものなので、夏など着用しない時期があると思います。

そこで、日頃から手入れをしたり、正しい方法で保管したりすることで革ジャンの寿命を手入れしない場合よりも格段に延ばすことができるので、そんなおすすめの手入れの方法をご紹介します。

今回ご紹介する手入れは、普段の手入れ、濡れた時の手入れ、オフシーズンの保管方法です。

その前に、革ジャンを手入れする理由を説明します。

革ジャンを手入れする理由

革ジャンは普通の服とは違って毎日洗濯をしませんし、お手入れが適当になりがちです。

しかし、風で乾燥したり雨で濡れてしまったり、しっかりと手入れしないとひび割れやシミができてしまって、もう着ることが出来なくなってしまうこともあります。

それだけでなく、砂埃などを浴びた状態で放置すると革ジャンの光沢がなくなってしまうので、注意が必要です。

日常的に手入れをして、革の状態を保つことでかっこよく革ジャンを着ることができるだけでなく、長く着ることができるので是非普段から手入れをしてください。

普段の手入れ

ここから革ジャンの普段の手入れのやり方をご紹介します。

ここでご紹介する手入れ方法は、革の乾燥が気になるようであれば月に1度ほど、乾燥が気にならなければ、季節の変わり目などに行うと革を艶のあるいい状態で保つことが出来ます。

ただ、革の手入れはたくさんやれば良いというものではないので、月に1度以上やることはお勧めできません。

そして、何よりも革ジャンは着て体の形に慣らすことが大切なので、手入れをするだけでなく普段から着ることも手入れのうちだということを忘れないでください。

普段の手入れで用意するもの

  1. 革専用の保湿クリーム

    革専用の保湿クリームが売っているので用意してください。
    ニベアなどハンドクリームでも代用は可能ですが、保湿メインになってしまって革に栄養を補給することが出来ないので、できれば革専用の保湿クリームを使用してください。
  2. 乾いた布
    クリームを伸ばすために使うので、乾いた布を用意してください。
  3. 馬毛ブラシ

    革の手入れに向いている馬毛ブラシを用意してください。
  4. サイズの合っていて肩の幅があるハンガー

    革ジャンが型崩れをしないために、肩の部分が太くなっているハンガーを用意してください。

普段の手入れの手順

次に普段の手入れの手順をご紹介します。

乾拭きとブラシ掛けで埃を落とす

まず、革ジャンを乾いた布で乾拭きするのと、馬毛ブラシを掛けて砂埃などを落とします。

この工程に関しては、革ジャンを着用して帰ってきたら毎回行うことで革の艶を保つことができるので、常日頃から軽く乾拭きとブラシ掛けをすることをお勧めします。

また、この時点で軽い汚れは落としておくと手入れ後の革ジャンが綺麗になりますが、革を痛める原因になってしまうのでくれぐれも乾いた布でゴシゴシこすることのないようにしてください。

クリームを薄く伸ばしてブラシ掛けをする

乾いた布を使ってクリームを全体に伸ばしていきます。

この時、革の種類とクリームの相性によっては、色落ちしてしまうことが稀にあるので心配な方は目立たない部分で試してから全体に広げることをお勧めします。

また、革ジャンは革の面積が大きいのでクリームをたくさん塗ってしまうと、塗りすぎた部分を拭き取るのが大変になってしまいますし、革ジャンにクリームを出して乾いた布で広げるとムラになりやすいので、気をつけてください。

乾いた布にクリームを取って、その布で革に薄く均一に馴染ませるイメージでクリームを塗っていくと失敗しにくいです。

クリームを塗り終わったら全体を軽くブラシ掛けして、クリームのムラをなくしていきます。

この時、特にステッチの部分やファスナーとの境目など、クリームが溜まりやすい部分に注意しながらブラシ掛けをしてください。

ハンガーにかけて日陰干しする

肩幅の合ったハンガーにかけて室内などで日陰干ししてください。

ここでの注意点がいくつかあります。

まずハンガーは肩幅が極端に落ちたりせずにしっかりとサイズの合ったもので、できれば肩の部分が太くなっているハンガーを使ってください。

革ジャンにクリームが馴染んでくると革が柔らかくなります。

もちろんその後に着ることで体に馴染むので手入れをしているのですが、もしハンガーが合っていないとそこで変な形にくせがついてしまうことがあります。

特に肩の部分がしっかりと革ジャンのサイズに合ったハンガーを使ってください。

次に、直射日光を避けることです。

直射日光をずっと浴びていると革が日焼けをして変色してしまうことがあります。

これは、革ジャンをハンガーに掛けている間に太陽の向きが変わって、窓から直射日光が部屋に入ってくることも考えて、暗い部屋で風通りのできるだけよい場所に掛けておくと良いと思います。

以上が革ジャンの普段の手入れの手順です。

普段の手入れをやるのとやらないのでは、革ジャンの艶などの見た目の問題だけでなく、革のトラブルを防ぐことで寿命を伸ばすことができるので、大切な革ジャンは是非普段の手入れをしてみてください。

濡れた時の手入れ

次に、革ジャンが濡れてしまった時の手入れのやり方をご紹介します。

革は水に弱いので、革ジャンが濡れてしまったときは素早い対応をすることで、革へのダメージを最小限に抑えることがとても大切になってきます。

適切な対応で、革ジャンを水のダメージから守りましょう。

濡れた時の手入れで用意するもの

基本的に用意するものは普段の手入れの時と同じです。

  1. 革専用の保湿クリーム
  2. 乾いた布
  3. 馬毛ブラシ
  4. サイズの合っていて肩の幅があるハンガー

濡れた時の手入れの手順

次に、革ジャンが濡れてしまった時の手入れの手順をご紹介します。

もし、普段から革ジャンの手入れをしていて革が十分に油分を含んでいるのであれば、軽く小雨に打たれたくらいではある程度水を弾いてくれます。

そんなときは乾いた布でさっと拭いて対応します。

しかし、大雨や何か飲み物をこぼしたなど、かなり濡れてしまたときは少し違った対応が必要なので、今回はそちらの手入れ方法をご紹介します。

濡れた部分を乾いた布で拭き取る

まず、革ジャンの濡れてしまった部分をしっかりと拭き取ってください。

革は濡れたまま放置するとそれだけシミが目立ってしまうので、濡れてしまったらできるだけ早く拭き取ることが大切です。

濡れた布で革ジャン全体を湿らせる

濡れた布を固く絞ったもので、革ジャン全体を湿らせてください。

濡れた部分を拭き取ったばかりなのになぜ濡らすのかというと、革とは濡れることで革内部の水分と油分のバランスが崩れてしまいます。

そうして、他の部分とバランスが変わってしまった部分が目立って見えるのがシミなのです。

そこで、シミを目立たなくさせるためには、シミだけでなくシミの周りや革全体の水分と油分のバランスを均等にする必要があるのです。

ただし、濡れた布で濡らしすぎてしまうことと、ゴシゴシこすることは避けてください。

やさしく拭いたり、軽く叩くようにしたりして革を痛めることのないように湿らせてください。

日陰干しで自然乾燥させる

普段の手入れで革ジャンを干す時と同じように、サイズのあったハンガーを使って、直射日光の当たらない風通りの良い場所で自然乾燥させてください。

最もやってはいけないことは、ドライヤーで乾かすことです。

ドライヤーの熱で変質してしまうこともあるので、絶対に自然乾燥をさせてください。

クリームを使って普段の手入れをする

革ジャンが乾いたら、先ほどご紹介した普段の手入れをします。

クリームを乾いた布で薄く塗り広げてブラシ掛けをした後、直射日光を避けて再度自然乾燥させます。

以上が革ジャンの濡れてしまった時の手入れの手順です。

何よりも濡れてしまった時に素早く拭き取ることが大切です。

しかし、拭き取ることができなかったり、雨の中の移動で結構濡れてしまったりした時は、ご紹介した方法でシミを作らないよう手入れをしてください。

オフシーズンの保管方法

次は革ジャンのオフシーズンに保管しておく方法をご紹介します。

革ジャンは湿気にも乾燥にもしっかりと対策して保管しておかないと、久しぶりにクローゼットから出したら革にトラブルが起きていることもあります。

そうならないために、正しい保管方法を知っておいてください。

長期間保管する時に用意するもの

  1. サイズの合っていて肩の幅があるハンガー
  2. 不織布のカバー

2.の不織布のカバーに関しては用意できなければなくても構いません。

長期間保管する時の手順

次に、保管する時の手順をご紹介します。

普段の手入れをして自然乾燥までする

季節の変わり目で、革ジャンを長期間着用しなくなる前に一度クリームを使って手入れすることで、革に栄養を与えて保管している間に乾燥してしまうことを防ぐことができます。

不織布のカバーをかける

まず、革ジャンの型崩れを防ぐために、肩幅のサイズが合っていて肩の部分が幅のあるハンガーをできるだけ使用してください。

そして、革ジャンをしまう前に不織布のカバーをかけます。

もし不織布のカバーがなければ、もう着なくなったTシャツなどを被せてもいいです。

埃をかぶったり、他のものと長時間触れることで革ジャンとくっついてしまったりする可能性があるので、それを防ぐために布製のもので覆います。

ここで注意して欲しいのが、ビニール製のカバーに入れないことです。

革ジャンのオフシーズンには梅雨もあり、とても湿度が上がる時期があります。

そんなとき、ビニールのカバーに入れていると革が湿ってしまって縮むなどのトラブルの原因となります。

湿気を避け、通気性を保つために夏物を入れているクローゼットに革ジャンを入れて保管することで空気が常に入れ替わるように工夫をしたり、数週間に一度クローゼットから出したりしながら保管してください。

以上が革ジャンを長期間保管する時の手順です。

ハンガーにかけた状態がかなり長い間続くので、型崩れや革のトラブルが起こっていないか確認を兼ねて定期的にクローゼットから出すだけでも、湿気の対策になるので是非試してみてください。

その時に、革の乾燥が気になるようであれば普段の手入れをしても良いと思います。

革ジャンを着ないシーズンは油断しがちですが、革の状態には常に気を配ってあげることが大切です。

まとめ

今回は、革ジャンの様々な状況に合わせた手入れについてご紹介しました。

普段の手入れは、多くても月に1度ほど、少なくても季節の変わり目にはクリームを使って保湿と栄養を革に与えてあげることで、革ジャンを良い状態に保つことができ、寿命も延ばすことができます。

濡れてしまった時の手入れは、濡れた後にできるだけ素早く拭き取ることが最も大切です。

もし、シミになってしまっても目立たなくすることは可能なので、革ジャン全体の手入れをサボらずに行なってください。

長期間保管する時は、サイズのあったハンガーを使って型崩れしないようにすることと、湿気や乾燥から革ジャンを守るために工夫が必要です。

具体的には、夏物が入っているクローゼットに入れて保管することで空気の入れ替えを常に行なったり、定期的にクローゼットから出して革の状態を確認したりするなどです。

革ジャンは一生ものと言われるほど、大切に扱えば長く使えるものです。

革ジャンの状況に合わせて、適切な手入れを行うことでより良い状態を保つことができます。

自分の体に馴染んだ、世界に1着だけの革ジャンと長く付き合っていくために、是非参考にしてみてください。

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