革靴のお手入れ|オススメの方法

革の手入れをするといえば、一番馴染みのあるのは革靴ですよね。

普段の私服でも使えますし、ビジネスシーンでも大活躍の革靴ですが、しっかりと手入れをしていますか?

安いものから高いものまで様々な種類の革靴がありますが、高いものであればもちろんそれだけ長く履きたいですし、綺麗な状態で毎日履きたいですよね。

また、仕事の交渉の場や高級ブランド店では靴や時計をみて相手を推し量ることがあるらしいので、靴は大事な場面ほど綺麗な状態で履きたいです。

しかし、足元である革靴は雨の日は濡れることは避けられませんし、砂埃や日光も浴びるので日常生活で必ず革は痛みます。

そんな革靴を手入れせずに放置したら、靴の光沢も無くなってしまいますし、寿命が縮んでしまいます。

そこで、大切な革靴を良い状態で長く履くための手入れの方法をご紹介します。

今回は、普段の手入れ、濡れてしまった時の手入れ、スエード靴の手入れ、の3つをご紹介します。

大切な革靴の手入れの参考にしてみてください。

普段の手入れのおすすめ方法

ここから、革靴の普段の手入れのオススメの方法をご紹介します。

スエードのように起毛加工されている革靴は特殊な手入れをする必要があるので、この普段の手入れは行わないでください。

普段の手入れをするタイミングですが、購入して履く前に一度手入れをしてください。

革靴は最初とても硬く、足が痛くなることがありますが手入れをすることで革が柔らかくなり、履き慣らすのがとても楽になります。

逆に、手入れをせずに履いてしまうことで革が乾燥している状態でシワの癖がついて、ひび割れを起こしてしまう可能性もあります。

購入直後のトラブルは気分も落ちてしまうので、そういったことを防ぐために履く前に手入れを一度することをおすすめします。

それからは、月に1度程度の頻度で手入れをしてください。

普段から手入れをすることは大切ですが、革の手入れはたくさんすれば良いというものでもありません。

革の状況にもよるので、だいたい月に1度というのを目安にしながら手入れしてみてください。

普段の手入れで用意するもの

  1. クリーナー

    革靴についた汚れを落とすためのクリーナーです。
    革靴は地面に接しており、とても汚れやすいのでクリーナーは必須と言えるでしょう。
  2. クリーム

    革靴を保湿し、革に栄養を与えることで艶を出すことができるクリームです。
    物によってはクリームで靴の色を補修できるものもあります。
    そういったときは、クリームの色は靴と同じか少し明るい色をえらんでください。
  3. 乾いた布
    クリーナーやクリームを革靴に塗るときに使います。
  4. 馬毛ブラシ

    固すぎず柔らかすぎず、埃や汚れを落とすことに向いています。
  5. 豚毛ブラシ

    馬毛ブラシより柔らかいので、クリームを全体に薄く伸ばすことに向いています。
  6. シューキーパー

    靴の型崩れを防ぐことができます。
    革靴を長く履くためには最も大切なアイテムです。
  7. 防水スプレー
    防水スプレーはなくても構いませんが、雨や汚れが気になる場合は使った方が次の手入れが楽になります。

普段の手入れの手順

次に、革靴の普段の手入れの手順をご紹介します。

紐を抜いて馬毛ブラシを掛ける

まず革靴の紐を抜いて、馬毛ブラシでブラシ掛けをして埃や汚れを落とします。

ブラシ掛けは革靴を履いたときは毎回行うと革靴の艶が保てるので、この工程だけは毎日行うことをお勧めします。

また、紐が汚れていて洗いたい場合は、紐だけ別で水洗いして乾かしてから革靴に紐を通してください。

濡れたまま革靴に紐を通してしまうと、紐との接触部分である革が弱ってしまって、革が切れてしまったりします。

しっかりと乾いてから紐を通すよう、気をつけてください。

クリーナーで汚れを落とす

乾いた布でクリーナーを革靴全体に薄く塗り広げてください。

革靴に直接クリーナーをつけるとシミなどを作る原因となるので、乾いた布にクリーナーをつけて、それを革靴に広げるようにしてください。

クリーナーを革靴全体に塗ることができたら、乾いた布のまだ使っていない部分で優しく拭き取っていきます。

このときに、革靴についていた汚れが落ちるので、乾いた布はできるだけ綺麗な部分を使って、汚れを再び靴につけてしまわないように気をつけてください。

また、ゴシゴシと強い力でこすると革を痛めてしまうので強い力でこすることのないようにしましょう。

クリームを塗る

クリーナーを拭き取ったら、乾いた布を使ってクリームを全体に塗り広げていきます。

こちらも、クリーナーの時と同様に靴に直接クリームを出さずに乾いた布に出してから、それを広げていってください。

クリームをたくさん塗りすぎてしまうと、革靴のデザインの溝やステッチの部分にクリームが詰まってしまって、シミやカビの原因になることがあります。

クリームもクリーナー同様薄く塗り広げることを意識してください。

豚毛ブラシでクリームを均一に広げる

豚毛ブラシを使って、革靴に塗ったクリームをさらに均一に薄く広げていきます。

一見この工程は重要度は低く思われがちですが、どうしてもクリームが溝やステッチに詰まってしまったり、布で広げるだけではムラができてしまったりします。

豚毛ブラシを使うことで、そういったクリームを均一に広げたり、余分なクリームを拭き取ったりすることができるので、手入れの仕上がりがかなり変わってきます。

防水スプレーをかける(任意)

防水スプレーは雨など水だけでなく、汚れが付着することも防いでくれるので、革靴に汚れがつくことが気になる方は防水スプレーを使うことをお勧めします。

また、汚れを予防することで次の手入れが楽になるので是非試してみてください。

ただし、放水スプレーを至近距離で吹きかけてしまうとシミになってしまうので、しっかりと距離を離して使用してください。

シューキーパーを入れて保管する

最後に、革靴に靴紐を通し、シューキーパーを入れて保管します。

革靴にクリームを塗ると、塗る前より革が柔らかくなります。

その時に縮んだり、型崩れしたりすることを防ぐためにシューキーパーを入れます。

また、これは手入れをしない時でも使うことで革靴の形を綺麗に保つことができるので、普段から革靴を脱いだらシューキーパーを入れるように心がけましょう。

以上が革靴の普段の手入れです。

この後にご紹介する、濡れてしまった時の手入れも同じ工程を含むので、普段から手入れをして慣れておくとよいです。

濡れてしまった時の手入れ

次に、革靴が濡れてしまった時の手入れをご紹介します。

革は水に弱いですが、革靴は雨の日など濡れることを避けることはできません。

そのために、普段から手入れをして革の油分を保つことや防水スプレーをつかった対策が大切になってきますが、濡れてしまった後の対応が最も大切です。

革が痛まないためにも、濡れてしまったら素早く対応しましょう。

濡れてしまった時の手入れで用意するもの

普段の手入れの時に用意するものとほとんど同じです。

  1. クリーナー
  2. クリーム
  3. 乾いた布
  4. 馬毛ブラシ
  5. 豚毛ブラシ
  6. シューキーパー
  7. 防水スプレー
  8. 新聞紙

乾いた布はクリーナーやクリームを使う時以外にも、濡れた革靴を拭く時に使うので普段よりは多めに用意してください。

濡れてしまった時の手入れの手順

次に、革靴が濡れてしまった時の手入れの手順をご紹介します。

濡れた革靴を乾いた布で拭く

革靴についている水分を乾いた布で拭き取ってください。

これは、革靴が濡れてしまったら素早く行う必要があります。

革は水に弱いのですが、それはもちろん濡れたままにしておくとシミになってしまったり、革が腐って弱ってしまったりするからです。

しかしそれだけでなく、たとえ水分を拭き取ってもその後に手入れをせずに放置してしまうと、今度は乾燥で革が傷んでしまいます。

革を守るためには濡れてしまった後、サボらずに素早く対応することが大切なのです。

半日ほど自然乾燥させる

水分を拭き取ってから湿ってしまった革靴を日陰の風通りが良い場所で乾燥させます。

しかし、乾燥させすぎるとひび割れの原因になってしまうことがあるので注意が必要です。

そして、最も注意してもらいたいのが直射日光を避けることと、間違ってもドライヤーで乾かすことのないようにすることです。

革は熱にも弱いので、ひび割れの原因になってしまいます。

また、シューキーパーをいれて乾かしてもよいのですが、シューキーパーの代わりに、新聞紙を詰めることで型崩れを防ぎながら内側からも水分が吸収できるのでおすすめです。

普段の手入れをする

ここからは普段の手入れを行います。

クリーナーで汚れを落としたあと、クリームを塗ってブラシ掛けをし、防水スプレーをかけた後にシューキーパーを入れて保管します。

以上が革靴の濡れてしまったときの手入れの手順です。

一つ一つの工程を丁寧に行うことももちろん大切ですが、それ以上に革靴が濡れてしまった時は素早い対応が大切です。

サボらずにしっかりと手入れをして、革靴を綺麗な状態で保てるようにしましょう。

スエード靴の手入れ

次に、スエードのような起毛加工のされた革の手入れのやり方をご紹介します。

普通の革と違ってクリームを使って艶を出したりするわけではないので、スエードにはスエード専用の手入れ用具が必要になってきます。

しかし、スエードは普通の革とは違い、起毛が寝てしまうことや汚れがつきやすいという特徴があります。

普通の革靴よりも手入れ前と手入れ後の差が出るので、用具も用意して手入れする価値があると思います。

スエード靴の手入れで用意するもの

  1. スエード専用スプレー

    スエード専用の革の栄養補給と防水を兼ねたスプレーです。
  2. 豚毛ブラシ
  3. クレープブラシ
    ゴムでできたブラシで、ブラシらしからぬ形をしていますが、寝てしまっているスエードの毛並みをほぐして立たせることができます。

スエード靴の手入れの手順

次に、スエード靴の手入れの手順をご紹介します。

靴紐を抜いて豚毛ブラシで汚れを落とす

まず、靴紐を抜きます。

普通の革靴と同様に靴紐を洗いたい時は別で水洗いしてください。

そして、豚毛ブラシを使って埃や汚れを落としていきます。

スエードの起毛素材は毛並みに汚れが絡まっていることがあり、簡単には落としにくい場合があるので、入念にブラシ掛けをしましょう。

特に、靴底と革の境目は汚れが溜まりやすいので注意してください。

クレープブラシで毛並みをほぐす

クレープブラシを使って寝てしまっているスエード靴の毛並みをほぐしていきます。

このとき、最初は毛並みと反対方向にブラシ掛けすることでほぐし、そのあとに毛並みに沿ってブラシ掛けしてあげることで、寝てしまっていたスエード靴の起毛が綺麗に整います。

スエード靴は手入れをしていないと、毛並みが寝てしまってそのままの状態で癖がついてしまいます。

定期的にクレープブラシを使ってほぐしてあげることで、見栄えの良い状態を保つことができます。

スプレーをふりかける

スエード専用のスプレーを使って革に潤いと防水加工を与えます。

普通の革より汚れがつきやすい起毛素材はこのスプレーで汚れを予防することがとても大切です。

このスプレーには色の補修ができる種類もあるので、靴に合ったスプレーを選んでください。

シューキーパーを入れて保管する

最後に、型崩れを防止するためにシューキーパーを入れて保管してください。

以上がスエード靴の手入れの手順です。

普通の革靴より工程は少ないですし、時間もそれほどかかりません。

そして、何より寝てしまいがちな毛並みを定期的にほぐすことが見栄えを良くする秘訣なので、2週間に1度ほど手入れをしてあげると綺麗に保つことができます。

まとめ

今回は革靴の手入れのおすすめ方法をご紹介しました。

革靴は足元なので汚れや傷がつきやすく、手入れをしないとすぐに革が傷んでしまいますし、長く履くことができなくなってしまいます。

しかし、大切な場面で大活躍する革靴を綺麗な状態で長く履くために手入れは必要です。

普段の手入れは、月に1度ほどの頻度で行ってください。

濡れてしまった時の手入れは、素早い対応がもっとも大切です。

水分を拭き取った後に、クリームを使った手入れをすることも忘れずに行ってください。

スエード靴の手入れは、普通の靴とは違う専用の用具が必要になります。

しかし、手入れ自体にはそれほど時間はかからないので、2週間に1度ほどおこなうことで綺麗な起毛を保つことができます。

様々なシーンで活躍する革靴を綺麗に長く履くために、日頃から手入れを行ってお気に入りの靴と長く付き合っていきましょう。

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